日本の「英語後進国」は教育が作った
母国語を英語としない人の、英語コミュニケーション能力を測るテストにTOEFLテストがあります。
TOEFLでは受験者の母国語別成績が公開されていますが、その中でも日本語を母国語とするいわゆる日本人の成績はアジアでも中国、韓国を下回り世界的に低位で、スピーキングとなるとまさかの最下位の成績です。
このようにTOEFLの成績を見ただけでも、日本人の英語教育がいかに遅れているかがわかります。
香港やフィリピン・マニラの一般人でも英語は通じますが、日本人には英語が通じないことが多く、アジアの中でもっとも英語の通じにくい国とされています。韓国や中国も通じにくい国ではありますが、日本語のほうが通じることもありますし単語レベルでは日本人よりも通じないなどもありますが通用度や元々の言語の構成からやはり日本のほうが英語力で劣っている部分が多々あります。
島国という閉鎖的な環境と、流暢な英語を話すことに鼻を高く出来ない日本人の「恥ずかしがり」という国民性も英語上達の妨げとなっている部分でもあります。これからの社会には閉鎖的な思考はなおさら必要ありません、日本の英語教育の枠を超えて広い視野で英語力を高めていくようにしましょう。